建築設計
弊社の建築設計の業務内容について建築設計
新築設計・リフォーム設計・耐震診断・耐震設計等の安心、快適な居住空間をご提案します。
協同コンサルタント建築設計課では、機能性、安全性だけではなく、その地域の個性や自然、歴史、文化に配慮したまちづくりの風景として意匠や居住空間を提案します。また防災の観点から、耐震診断や耐震設計を推進しています。
建築設計の4つの業務
建築設計・監理
街の設計事務所と同じです。もちろん設計事務所登録もしています(愛知県知事登録(い)第5614号)。公共建築物をメインに新築設計から内外装の改修、耐震補強まで幅広い設計を手がけています。もちろん民間の建物設計も、住宅からビル・工場まで行っています。
建物事前調査
工事が建物に与えた影響を判別するために工事前に建物の劣化具合(主にクラック等)を調査するものです。工事完了後に問題が発生したら事後調査も行います。
確認申請(設計監理)
建物を建築をするための役所の手続きは専門的知識が必要で難しいものです。実際は大工さんやご自分のお知り合いに頼んでお建てになる場合でも、建築士による確認申請、その他様々な手続きが必要です。当社ではそのお手伝いをさせていただいております。
補償物件調査
こちらはややなじみが薄いですが、公共工事において用地収用にかかってしまった方の移転補償費を算出する仕事です。発注主は公共機関で、当社では愛知県や名古屋市、区画整理組合の仕事をしています。
あなたはどっちのスタイル?住宅メーカーOR建築士
私たち建築士は、住宅は創るものと考えています。100人いれば100のスタイルがあります。一生に何度も建てられるものではない大切な財産を、人生の内一番長く時間を過ごす場所を、何度も打ち合わせを行いじっくり煮詰めて創っていく、これが本来の住宅建築の在り方と考えています。100のスタイルがあるのと同様に、住宅に対する考えも色々です。住宅メーカーと建築士の違いを次にあげますので、あなたのスタイルですか?
どちらなのか考えてみてください。
工期:
住宅メーカーでは打ち合わせ回数の制限、規格化された部材の使用などにより短期間で住宅が建ちます。一方、建築士に頼むと打ち合わせの時間や、オーダーメイドのため工事の手間がかかるため、比較的工期が長くなる傾向があります。
選択:
ほとんどの住宅メーカーではモデルハウスを持っているため、自動車を買うように現物を見て選べます。建築士の創る住宅では簡単な模型を創りますが、実際の仕上げなどのイメージはつかみにくいかもしれません。打ち合せで仕上げを選ぶときには、住宅メーカーも建築士もサンプルを見て決めます。住宅メーカーでは自社の規格があって選べる種類が限られることが多いです。ある程度の物は揃っているので選ぶのに目移りせずに決められる反面、自分のイメージに合うものがないため不満を抱く場合もあるようです。
品質:
まず設計事務所が設計したときの工事の流れを説明します。基本的に建築までは行いませんので、設計図を元に建築する工務店2~3社程度から見積を取り、金額面、施工面を勘案して選択します。設計事務所は設計図通りに造られているか監理をします。基本的に住宅は手作りなので、工業製品である自動車のような品質を求めるのは酷だと思います。住宅メーカーの住宅は比較的品質が揃っていますが、設計事務所の住宅は選んだ工務店の質に左右されます。したがって工務店の選考では、金額面だけでなく施工面の考慮が重要になってくるわけです。
金額:
総額で考えると住宅メーカーの方が分があるかもしれません。なぜなら住宅メーカー独自の規格の中での建築なので、大量発注ができ部材単価が低く抑えられるからです。しかし住宅メーカーでも実際は見積書にはあがっていない設計費はかかってきますし、モデルハウスや営業の経費もかかっているわけですから、それほどの差が出るわけではありません。ちなみに当社の場合、設計・監理費としては構造にもよりますが、非木造で予定建築費の10%程度頂きます。坪50万円なら内5万円が設計・監理費というわけです。